【あさひ創立20周年記念誌より】

昭和59年(1984年)12月の朝日新聞記事より。
この当時、オガクズは豚舎や鶏舎に敷くのになくてはならないものでした。

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地道に福祉活動を続ける施設や団体の活動の一助にと、朝日新聞東京厚生文化事業団が贈る「朝日福祉設備助成金」の59年の交付団体が決まり、県内では心身障害者らの職場「あさひ福祉作業所」が選ばれ、百万円が送られた。養豚や養鶏に必要なオガクズをつくるオガ粉製造機の購入にあてられる。
 福祉施設や養護学校を出た知的障害者らを引き受ける職場は少ない。そうした障害者を雇用し、働くことで人間的に成長し、自立を図ろうと、7年前に県の福祉事務所を辞職した島充弘さん(41)が設立したのが、あさひ福祉作業所である。
 現在は、年間50頭の子豚出荷、採卵鶏は三千羽飼育し、日産百キロの卵生産。シイタケ栽培の方も原木千二百本保有し、年間四千キロを出荷するまで成長してきた。事業の拡大とともに、自習生として知的障害者を9人雇用。指導員も二人いる。
 最近では、養鶏、シイタケ栽培、養豚のほかに、合板カット、機械の組み立て作業が加わった。しかし、作業所は無認可施設で制度上の厚遇はない。作業所を始めたころは、経済状態も火の車だったが、ここ数年、何とか赤字の出ないところまでこぎつけた。
 また、障害者も経験を積む中で、作業所の経営を支える「なくてはならない労力」に変わってきた。障害者の自立を図るため採用した「月給制」「週休制」「8時間労働」も定着している。
 今回の助成金で購入するオガ粉製造機は、豚舎や鶏舎の敷料として、なくてはならないオガクズを作り出す。今までは、近隣の製材工場等からオガクズを購入してきたが、最近の不況のあおりや農家が肥用に利用していることもあって、入手しにくくなってきている。「今後の運営を考えるとぜひとも必要」(県福祉協議会)な機会だった。
 「福祉という前に、働いて採算を合わせなければならない。」という島さん。同作業所での事業を通して障害者の勤労意欲が高まり、自立心が生まれてくる。まだまだ困難な道が続いているが、島さんのいう「手作りの福祉」は確かなものになりつつある。

-あさひ創立20周年記念誌より―

 

 

 

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